民間同士の取り組み

御報告。

みなさまには≪ファッションセンターしまむら≫でお馴染みの
しまむら様をはじめ数社が御協力してくだいまして
絹織り物の秩父銘仙の新しいプロジェクトが実りました。
全国のしまむら様の系列のChanbre(シャンブル)さんにて
弊社の秩父銘仙小物が販売されました。

お買い求めいただきましたお客様に心より感謝を申し上げます。

参加・ご指導いただきました皆様に
この場をかりまして御礼申し上げます。

ほぐし捺染

シリーズ・秩父銘仙とともに生きる~田中捺染さん~

秩父銘仙の伝統工程でございます『ほぐし捺染』で
生業を立てられておられる唯一の工場でございます。

暑さに負けないように
朝は7時から兄弟で作業されているのだとか。
相変わらず無駄な動きひとつない
見事な職人仕事でございますね。

経糸にほぐし捺染を終えますと弊社に再び戻りまして、
自動織機にかけ伝統工程のほぐし織り』で緯糸を
織って仕上げてまいります。

*検索ワード:ほぐし捺染・ほぐし織り

秩父・川瀬まつりでございます

ふるさと館前に
本町さんがちょうどおいでになりました。
子供たちの沢山の笑顔がはじけてございますね。
元気を沢山いただきました。

秩父銘仙案山子人形

無患子入りの秩父銘仙・梟ストラップの開発や
秩父銘仙つるし雛、手作りアート人形でお馴染みの
内田洋子さんが
秩父銘仙の案山子人形を制作して
ふるさと館の逸見織物・出張所に置いてくださいました。
ありがとうございます。素晴らしい出来栄えですね。
案山子人形が着ているのお着物は
弊社初代の生家。
玉川織物の高い技術でつくられました
80年前の秩父銘仙を着ています。
是非、ふるさと館へおいでになられましてご覧ください。

産直おまかせセット

南三陸より、
7月の産直おまかせが届きましてございます。
WEBが立ち上がったようでございます。

秩父銘仙-数寄の極み5

秩父銘仙-数寄の極み5
「メッセージⅡ」
弊社の秩父銘仙のデザインは
人々の暮らしと寄り添うようにすぐそこにある身近な『生』が主なテーマでございます。
上左は蛍珠。上右は源流荒川。
上の秩父銘仙は天寿の椿と申します。
それぞれベース色は違いますが、よくご覧になられますと
枝だけは白色で共通した特徴がございます。
古来より色にはそれぞれの意味合いがございまして
ここでは天寿をまっとうできる感謝とその尊さを表しています。
本来、日本人が椿に感じる意味合いとは少し違った意味で語りかけている
現代の秩父銘仙でございます。
右は宇野千代さんと先代のコラボ『薄墨舞桜(秩父紬)』でございます。
弊社がコラボレーションを推し進める先駆けとなりました。
武骨な夜祭り揃い紬に可能性を見出されました宇野さんは
紬の機能性の高さに洗練されたデザインを取り入れられまして
新たな地場産のブランド「デザイン秩父紬」を確立してくださいました。
そして高いデザイン性は夜祭揃い紬へと再びフィードバックされていくこととなります。

左は現代の秩父銘仙として生まれ変わりました
『舞櫻』でございます。
TOKYO135°様で販売中です

秩父銘仙-数寄の極み4

秩父銘仙-数寄の極み4
「小さなメッセージ」

青玉は水・空気。
赤玉は太陽・命(生)。
茶玉は大地・土。
弊社の秩父銘仙のデザインには作り手からの小さなメッセージが
込められているのをご存知ですか?
小さな花にだけ彩色があり
周りの大きな花は輪郭だけで色がありません。
こちらは大菊の中心だけ色が立たせてございます。
左の蝶々には全ての花に彩色がございますが、
右の蝶々は一部の花にしか彩色がなく
残りの花たちはまるで墨絵のようでございます。

これをヒントに弊社の秩父銘仙
どこのどの輪郭や色が立っているか
よくご覧になって自由に感じてみてください。
そこには職人の小さな遊び心と
小さなメッセージが隠されているかもしれません。

秩父銘仙-数寄の極み3

秩父銘仙-数寄の極み3
「縞」の秩父銘仙
上は弊社の先代とお染さんの御両親がつくりました
「秩父縞」と呼ばれる
弊社で最も古い玉繭で横段の秩父銘仙でございます。
現代の縞の秩父銘仙は和夫氏がつくりだしています。
(TOKYO135°様で販売中です)
縞の秩父銘仙は,現代でも
大いにお客様に喜んでいただけます品でございます。
日本伝統模様をあしらいました秩父銘仙の市松(格子)も
時代を越えて根強い人気でございます。
更に、弊社では、淡い経縞に『おぼろ』な水玉を配した
現代ポップ秩父銘仙や下のクールな秩父銘仙なども
積極的に取り組んでいます。