秩父は記録的な大雪でございます。

弊社も捺染場と織り工場をつなぐ
屋根が倒壊いたしました。
記録的な大雪にもかかわらず
ご近所様や地域のみなさま
家族総出で雪かきしてもらいまして
われわれ年寄りは今日も秩父銘仙に
精一杯に向かい合える環境をつくってもらっています。
ありがたいことでございます。

皆様。どうかお怪我をしないように除雪してください。
1日も早く普段通りの生活が取りもどせますよう
ただひたすら頑張りながら
みなさまに想いを寄せる次第でございます。

南三陸から

新春初の
”産直おまかせセット”が届きました。
嬉しいです。
夕食が楽しみでございます。
まこカレイ
ほたて
鮭フレークでございます。

三陸の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

雪松

弊社のトレードマークの松も雪化粧でございます。
クールな銘仙はじまりました。

秩父銘仙のたより2

秩父銘仙は
手織りで織られているというイメージを
お持ちのお客様が多くいらっしゃいますが
国の伝統工芸に認定されました
絹織り物の秩父銘仙は
織物の近代化を支えた自動織機でつくります。
まず、たて糸だけに模様を先染めする
ほぐし捺染をし
後から
よこ糸を織って仕上げる
ほぐし織りという
独特な技法で絹生地の両面を表にいたします。
たて糸の均一なテンションを維持・管理しながら
自動織機で
よこ糸のテンションが密になるように
一気に織り上げてしまわないと
時とともに模様がずれたり
絹生地の強度や触感にむらがでて
お客様への品質保証ができません。
売り物としては出荷ができないのでございます。
手織機で織ってすぐには分からない事でございましょう。
常に高い品質で同じ品を良産(量産)できる技術がなければ
お客様のニーズや納期に応えられず
生業としては成り立ちません。
普段着のお着物でございます秩父銘仙で
食べていこうと思ったら
明けても暮れても自動織機で
織り続けていく覚悟が必要でございます。

夜の豆まき

節分でございます。
秩父神社の夜の豆まきに行ってまいりました
相撲の弓取り式に似た所作があります。
大勢のお客様が、今か、今かと
放たれる矢を得ようと待っております。

たくさん鬼がいます
鬼を祓うためにこちらでも矢が放たれました。
夜の豆まきも良いものでございます。