夜祭りの太鼓のごとく

なにか見えない力に導かれますように
ふるさと館内に復活をいたしました、
逸見織物-出張所-KYOKO'sクラフトでは
お客様より貴重なご意見や多くの激励、
刺激を沢山いただいておるようでございます。
心より御礼を申し上げます。
インターネットやSNSも大事ですが、工場から出て、
日々、お客様と直接お話ができます出張所は
やはり特別でございます。
弊社は、今、温かくもあり厳しくもある
人と人とが直接つながって共有できます
対面販売の素晴らしさに重きを置いて、その先へ
と繋げて参りたいと存じます。
コツコツと努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。

営業時間は、
平日は午後1時~午後6時。
土曜日は午前11時~午後7時まで。
日曜・祝祭日は午前11時~6時。
水曜はふるさと館の休刊日。だそうでございます。

弊社の現代秩父銘仙の逸品へと成長いたしました

今、弊社の一番人気。POPアート銘仙が出てまいりました。
田中捺染様にいつも無理をお聞き届けいただきまして
ありがとうございます。
流石の出来栄えでございます。
ながらくお待ちくださっておられますお客様。
申し訳ございませんが、あと、少し、お待ちください。
歴史に詳しいお客様が、平氏の旗印の蝶を連想した
とのご意見をたまわりましたが、まさにその通りでございます。
秩父武基(平武基)さんが謀反の罪を着せられて
佐渡に島流しにされて以来、
秩父のねじれた骨肉の争いの歴史は
兄弟同士の争いというよりは
当時の権力者の争いであったと思います。
畠山氏が源氏に従い馬を担いで戦に奮戦し
秩父に誇りと希望を取り戻してみせた功績をイメージしながら
モダンに再現しました現代POP銘仙でございます。
その畠山氏もついには謀反の汚名を着せられて
時の政権に使い捨て同然に断罪されてしまうのですが・・・
秩父の札所巡礼は、弟の義経をも追いやった
そんな鎌倉幕府がはじめましたのでございましたかなぁ?
その後、戦国時代の先駆けとなった長尾景春(秩父氏)の

長い戦いは、畠山氏のそれとよく似ていて

民はこれまで自分たちが生み出してきた富が他国へと

搾取され流れ続けている事に強い不満を抱き続けて

いたのではないでしょうか?
長尾さんが長く戦う事ができたのは、民が、
影に日向に、長尾さんを支援し続けていたからに
他ならない・・・長尾さんを追い詰めた
盟友の太田道灌は、主君に暗殺され・・・

・・・そしてあの秩父事件。
歴史は大なり小なり点なりの繰り返しでございます。
故に石のごとくに擦り減りましても
並んで凛として胸を張り、大なり小なり深くも浅くも、
共に歩んで参りたいものと存じます。
もうあまり時間はございません。
お互いに・・・
最盛期には人口の7割が銘仙関連の仕事で
涙や汗を流して泣き笑いしておりました秩父の町では、
今、その息子さんやお孫さん曾孫さんが
暮らしているのでございます。
決して、地球の裏側の
神秘と遙かなる秘境の国ではございません。
2013年の秩父は三鷹市から車で90kmあまりのところにある
ごく普通の田舎町なのですから。

下は別の織機に「籠め」が出てまいりました
養蚕で農家さんがお使いになる道具が
その名の由来でございます。
退院以来、
かなり調子が戻ってまいりましたので、
手織機に正絹の帯を段取りして
更に、リハビリに
努めてまいろうと存じます。
フレンドリー・シップ・ブースの開設でございます。
この卓越した色使いはわたくしどもでさえ
真似ができないほどの素晴らしいお品で
見ているだけで元気をいただけます。
末永く支援の輪が広がればと
存じます。

秩父の夏祭り

夏の日、天気に恵まれまして
見守る親御さんも、少し、心配そうですが、方々の
お顔に、うっすら笑みが浮かんでます。
屋台を元気に曳航する子供たちに、
たくさんの元気をいただきました。
ありがとうございます。
みな様、大変お疲れさまでした。
ふるさと館横の下り坂


秩父銘仙の素晴らしさを
折に触れてはPRしてくださいます
日本のビーズ・アクセサリー界の巨匠
ウタ・オーノ先生が東京から駆けつけてくださいまして
初めて秩父のお祭りをご覧になられました。
夜半まで精力的に、町のあちこちを見て歩かれておられました。
 ありがとうございます。
皆さま、今度は、是非!夜祭りにおいでください。
お待ち申し上げます。

嬉しいお知らせ その二

本日は、暑い中、以前にお知らせ致しました県内の施設様が、
みなさんで弊社の逸見織物工房の見学と
ふるさと館内に復活した逸見織物出張所にお越しくださいました。
真に嬉しい限りでございます。
そして、みな様で心を込めてお作りになられました
素晴らしい品々が出張所でお取扱い出来ます事、
ご報告いたします。皆が大変に喜んでいます。
これからもフレンドシップを続けてまいりたいと
存じますので、よろしくお願いいたします。
宇野千代さんが、昔、お作りになられました浴衣地です。
弊社の資料庫に、もう、ひとつしか残っていない
状態のとても良い反物(非売品)を出張所にて展示はじめました。
こちらは、かつて秩父の銘仙関連工場で働いて
おられた方々が大変に懐かしいと申されます
逸見織物の貴重なストックからKYOKO’sクラフトが作りました
秩父玉繭銘仙市松バッグでございます。
飯能のお客様は、こちらの玉繭銘仙のトートバッグを
ずっとご愛用下さって、
何年も何年も、それはもう
ぼろぼろになるまで御愛用して下さり
そのバッグを大切にお持ち下さいまして
また新しくオーダーメイドしていただいております。
この度、オーダーされましたお品が完成いたしました。
いつも、軽くて丈夫で肌が弱いから
バックの持ち手の絹生地の中に
綿を入れて柔らかくとのご希望がございます。

今の技術では作れない逸見織物を代表する
秩父玉繭銘仙の貴重な絹織布ではございますが
お客様のその愛情に応えるべく
真心を込めながら
お作りさせていただいております。
今日、出張所で展示中のクラフター
内田洋子様が
新作の、『金魚とおたまじゃくし』を
お持ち下さいました。
こちらは、赤ちゃんの可愛いらしい寝顔でございます。

逸見織物 出張所 開店。

かつては、和菓子、水戸屋さんの傍に開設しておりました
出張所がふるさと館内にて復活でございます。
秩父市は秩父神社からすぐ傍の『ふるさと館』内に
逸見織物出張所/秩父銘仙Lab/KYOKO’sクラフト
がオープンいたしました。
この2週間、早朝から深夜までドタバタしておりましたが
大勢の皆様に支えられて開店出来ましたこと
皆様に御礼申し上げます。

秩父銘仙のお着物や小物のオーダーメイド。
KYOKO’sクラフトの展示ブース。
弊社の秩父銘仙とクラフターさんのコラボ作品展示ブース。
月替わりフレンドリー・クラフターさんの展示ブース。
フレンドリー・シップ・クラフターズさんの展示ブース。
ここでしかお買い求めが出来ない
弊社の秩父銘仙小物や
弊社が織り続けております
秩父銘仙の生地見本が
ご覧にいただけます。
 
対話を重視して
世界にひとつしかないお客様だけの特別なお品や
お客さまの貴重なご意見を賜りまして
次の世代へ橋渡しとなるような新しい秩父銘仙を
生み出す場にしたいと存じますので
お気軽にお立ち寄り下さい。
工房では爽やかなグリーンの秩父銘仙はじまりました。

ひしひしと

地元の暖かさが伝わりまして、
心より、お客様に感謝を申し上げます。
矢尾様や関係スタッフの皆様にお礼を申し上げます。
やはり地元は良いものでございます。
大勢の皆様に支えられている事が、肌に直接、伝わってまいります。

工房では、人気の
秩父銘仙のブルー系の大菊を田中捺染さんのご協力いただきまして
秩父銘仙織元だからこそできる
異例のスピードで織りはじめましてございます。